「抜毛」が気になりだしたら!!

髪の毛の毛包には、活発な成長期、休止期、退行期というサイクルがあります。

抜け毛は髪の成長サイクルが乱れたときに起こり、主にストレスや遺伝、加齢などが原因で抜け毛の本数はより顕著になっていきます。

 

そこで、抜け毛の主な予防法やおすすめを紹介します。

 

髪の健康を保つために、髪全体の健康を改善して抜け毛を予防しましょう。

 

【髪を引っ張るようなヘアスタイルは避ける】

髪には柔軟性があります。

 

ただ、コーンロウ、きつい三つ編み、ポニーテールなどのヘアスタイルは、髪を頭皮から引き離し、髪と頭皮の間の結合を時間の経過とともに緩める可能性があります。

 

【高温のヘアスタイリング剤を使わない】

熱を利用したヘアスタイリングは毛根を乾燥させ、ダメージを受けやすくします。

 

ドライヤー、縮毛矯正、カールアイロンなどはすべて、髪の軸の水分を膨張させることによって、時間とともに髪にダメージを与える可能性があります。

 

【化学処理や脱色をしない】

化学的に髪を処理する方法、例えばブリーチなどは、ケラチンというタンパク質分子を分裂させることによって髪にダメージを与えます。

 

抜け毛が気になる場合は、染料、ハイライト、過酸化物処理、パーマの使用を制限しましょう。

 

【マイルドで自分の髪に合ったシャンプーを使う】

シャンプーの目的は髪の汚れや余分な皮脂を落とすことです。

 

髪の毛の洗いすぎは髪を傷める可能性があります。

 

シャンプーに含まれる特定の成分が抜け毛を引き起こすという証拠はありませんが、髪の健康状態が理想的でなくなる原因となっている可能性はあります。

 

髪が過度に乾燥したり、縮れたりしていると感じたらできるだけ天然に近いシャンプーを試してみてください。

 

【天然繊維でできた柔らかいブラシを使う】

天然繊維でできた柔らかいブラシを使うことで、髪の油分量を健康的に促進できる可能性があります。

 

髪のケラチンタンパク質は屋根の板のように積み重なっているので、上から毛先まで一方向に優しくブラッシングすると、髪のキューティクルをなめらかに整えることができるのです。

 

また、毎日ブラッシングをすることでシャワーの排水口に髪の毛の塊が見えるのを防ぐことができます。

抜け毛が気になる方は、抜け毛を止められるかどうか、家庭療法を試してみるのもよいでしょう。

肥満とメタボ!!

肥満とは、体内に脂肪が過剰に蓄積した状態をいいます。目安となるのが、Body Mass Index(BMI、体格指数)とお腹まわり(腹囲)です。

BMIと腹囲、どれくらいだと要注意?

BMIと腹囲、どれくらいだと要注意?

BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求めることができます。日本人の場合、BMIが22あたりで病気の合併が最も少なく、25以上になると「肥満」、35以上は「高度肥満」と判定されます。一方、BMIが18.5より低いと「低体重」、いわゆるやせ型となります。腹囲は、内臓脂肪の量の目安として測ります。男性で85cm、女性で90cmを超えると要注意です。腹囲がこれ以上ある人は、腹部CT検査で測ったとき、内臓脂肪面積が100cm2以上に相当するとされています。生活習慣病の発症に大きく影響しているのが、「内臓脂肪型肥満」です。

 

メタボリックシンドローム内臓脂肪症候群)は、メタボと略され、すっかり人々の間に浸透しました。メタボリックシンドロームとは、下の図のように、「内臓脂肪型肥満」に加えて、①高血圧である、②血糖値が高い、または③HDLコレステロールが低いか中性脂肪が高い、の3つのうち、いずれか2つ以上に当てはまる状態をいいます。

 

内臓脂肪がたまると、脂肪細胞から糖尿病や高血圧症、脂質異常症を引き起こす悪い物質が多く分泌されます。そのため、「内臓脂肪型肥満」の人の多くは、血糖値、血圧、中性脂肪コレステロール値に異常が出やすくなるのです。これらの危険因子が多ければ多いほど動脈硬化が進行しやすく、脳卒中や心疾患、糖尿病などの疾患を引き起こしやすくなり危険です。

健診で、からだの状態を毎年チェックしましょう。特定保健指導のご案内が届いたら、積極的に受けてください。

専門家のアドバイスを受けながら、からだのメンテナンスをしていきましょう。

カロリーが高い食品を減らしたり、なるべく歩くようにするなど、普段の生活の中で変えられる行動をみつけていきましょう。

「脱毛」とは!!

脱毛にはいくつかの施術方法があります。特にエステサロンを中心に行われている「光脱毛」、医療用の脱毛レーザーを用いてムダ毛を処理する「医療レーザー脱毛」はよく耳にするのではないでしょうか。

さらに、最近では減少傾向にあるものの、細い針を毛穴に差し込み電気や高周波を流し込むことによってムダ毛を処理する「ニードル脱毛」という施術方法も存在します。

ここでは、「光脱毛」を見ていきたいと思います。

光脱毛

フラッシュ脱毛とも呼ばれる光脱毛は、短時間・低価格で施術可能なため、施術経験者の多い脱毛方法のひとつです。医療機関でなくても施術ができるため、エステサロンを中心に広く行われています。

施術の際は、光から目を保護するためのサングラスを装着し、脱毛する範囲にダメージ軽減や光吸収の効果がある冷却ジェルを塗り、その上から脱毛ライトを当てて脱毛処理をしていきます。

 

光脱毛には主に3つの種類があるが・・・

光脱毛は使用するマシンの違いによって、さらに「IPL脱毛」「SSC脱毛」「SHR脱毛」という種類に分かれます。

 

IPL脱毛

IPL脱毛は「インテンス・パルス・ライト」と呼ばれるメラニン色素に反応する特殊な光を照射し、毛母細胞や毛乳頭に熱を与え、ダメージを蓄積することで脱毛する方法 です。後に紹介する医療レーザー脱毛と基本的な仕組みは同じとなります。毛根に熱を直接与えるため、効果に即効性があることがメリットです。

逆に、肌への負担が強く、痛みや熱さを感じやすいのと、産毛などの細い毛には反応しにくいことデメリットとして挙げられます。

 

SSC脱毛

SSC脱毛は「ビーンズジェル」と、「クリプトンライト」という光の照射を併用することで脱毛する方法です。SSC脱毛は使用するビーンズジェルに抑毛効果があります。ビーンズジェルには黒ずみ解消や毛穴を引き締める効果も発揮することから、美肌効果も期待できるのが特徴です。

IPL脱毛が光の照射のみによって脱毛する施術であることに対して、SSC脱毛では抑毛効果のあるビーンズジェルを塗布し光を当て、毛穴に浸透させることにより、新しいムダ毛の再生を抑えます。

痛みや肌のダメージが少ないこともメリットとしてありますが、脱毛効果の期待があまりできないのと、直接毛根にダメージを与えるものではないので即効性が期待できないことがデメリットで挙げられます。

 

SHR脱毛

SHR脱毛は蓄熱式脱毛とも呼ばれ、毛根にダメージを与えるのではなく、バルジ領域という毛を生み出す毛包部分に光を当て、脱毛を行う方法です。

SHR脱毛で毛包部分にアプローチすることにより、成長中・退行中・休止中の全ての毛に反応し、肌色・毛質・毛周期を気にすることなく脱毛することができます。

新しい概念の脱毛方法で、最近はSHR方式の脱毛器を導入サロンが増えています。

痛みが少ないことがメリットです。しかしこちらも、SSC脱毛と同じで毛根に対して直接ダメージを与えるものではないので即効性があまり期待できないことがデメリットとして挙げられます。

 

THR脱毛

THR脱毛はサーモヒートリムーバーの略で、IPL脱毛とSHR脱毛のメリットを備える最新の蓄熱式脱毛方法として注目されています。

毛根とバルジ領域両方にダメージを与える仕組みで、施術後2~3週間ほどで毛がポロポロ抜け、効果を実感しやすいのが特徴です。

また、最短で2週間に1回の施術が可能なため、早く毛をなくしたい方におすすめの脱毛方法となっています。

太い毛や濃い毛だけでなく産毛などの細い毛にも効果が期待できます。肌色に関わらず脱毛が可能で、お肌への負担も少なく、痛みや熱さを感じにくくなっているなど、これまでの脱毛方法のデメリットをカバーする最新の脱毛方法となっています。

しかしTHR脱毛にもデメリットがあります。THR脱毛は新しい方法のため、THR方式の脱毛機械を取り入れているサロンが少ないという点になります。

 

光脱毛のメリット

光脱毛は広範囲にまとめて光を照射できるため、1回あたりの施術時間が短く済みます。1回あたりの施術料金もリーズナブルな傾向があるため、まとまったお金を用意できない方にも人気の脱毛方法です。

また、数ある脱毛方法の中では施術に伴う刺激が比較的少ないというメリットもあるため、痛みが苦手な方や、肌が敏感な方にもおすすめです。

さらに、表面に毛が出てきていない状態でも施術できるため、露出が増える時期にも気にならないというのもメリットといえます。

光脱毛のデメリット

光脱毛のデメリットは、マシンから出る光の出力が弱いため、何度もダメージを与える必要があるということです。そのため、脱毛が完了するために必要な施術回数が多くなります。部位やどこまで毛を無くしたいかにもよりますが、脱毛が初めての方がキレイになるまでに10~15回以上の施術を行い、トータルで2年程度の期間が必要であるとされています。

さらに、色に反応して毛を処理する仕組みの脱毛方法では、日焼けした肌や色素沈着のある箇所の施術は残念ながらできません。